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2007年12月

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2007年12月06日

戌も歩けば、ダチョウにあたる。安産祈願

本日、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日。
富士宮市にある浅間大社へ安産のご祈祷へ行ってきました。

ちょいと色気を出して、東京の有名な水天宮へ出掛けてみようかとも考えたけど、納品明けで疲労も大分たまっていたので、当初の予定通り浅間さんへ。結婚式も浅間大社(富士山頂の奥宮)、初詣も厄除けもそうだし、困った時の神頼み、62km歩こう会の願掛けも浅間大社です。今回も頼みますよ、木花之佐久夜毘売命さま。

本殿でのご祈祷はとても厳か。特に私は、最初の和太鼓の音が好き。お腹の底に響くその音は、心を無心にしてくれるし、背中がゾクゾクして気持ち良い。実母から送られてきた腹帯の晒も一緒にお祓いしてもらいました。

一通り終えたところで、小腹も空いたから浅間大社前にあるお宮横丁で富士宮焼そばを食べてから帰ろうと思い歩いていると、ダチョウ倶楽部のリーダーとすれ違う。あら肥後さん、テレビで見るよりも素敵だわ、握手してもらおうかしら、なんてボーッとしていたら、その直後に帽子を目深にかぶった小太りの方とぶつかりそうになった。あら、すいません、と顔を覗き込めば、これまたダチョウ倶楽部の竜兵さん。テレビで見るよりもうんとすっきりしていて小柄でした。もっと脂っこいと思ってたのになぁ。

根がシャイなので(ホントか?)、結局握手も写真もお願い出来ず仕舞い。
どちらも好きな芸人さん。とてもラッキーな1日となりました。
私の今後の安産グッズは、駝鳥にした方が良いかもなぁ。

2007年12月11日

胎動ってどんな感じ?

現在、第17週。
5ヶ月に入り、そろそろ胎動が感じられる頃になる。
病院の先生も先輩ママも、18週頃になれば胎動を感じるようになると言うのだけれど、胎動って言ってもよくわからないんだなぁ。

その表現は人それぞれで、一般的には「腸が動くような感じ」というのが多いけれど、「ヘビがぐるぐる動き回るような感じ」という人もいる。中でも面白くて感心してしまった表現が「手のひらの上で金魚がピョコッって跳ねるような感じ」というもの。

実は「お腹の中に何か居る感じ」は4ヶ月後半くらいから感じていた。布団の中で寝返りを打った時に、お腹の中の何かがゆっくりズズーッと移動している感覚はあった。それは、ご飯をたらふく食べた後に横になり、体の向きを反対にした時に重たい胃がヌルーッと移動していくような感覚とそっくりだ。だけどこれは胎動とは言わないだろう。

12月に入った頃から、夜布団の中で仰向けになっていると、時々かすかに「ニュゥ」と動くような感覚がある。本当にわずかな感触ではあるのだけれど、これって胎動なのかなぁ。今週に入ってからは毎晩のようにそれが何度もあった。そして今日は、パソコンに向かっていても何度かある。

だけどそれは、ドラマでよく見るような「アッ、今、赤ちゃんが動いたワ!」なんていうものとは程遠いんだな。まぁ、妊娠がわかった時も、トイレに突然駆け込んでオエーッ、「あなた、まさか赤ちゃんが…!」なんて衝撃的なシーンなどは全くなく、トイレでシャーッとおしっこひっかけて「あ、陽性でた。靴下履こっ。(9月だったから裸足だった)」なんていう淡白なものであったしな。

ドラマってアテにならない。(そもそもアテにするな)

いゃ、別にその時になればいつかきっと胎動を感じる日がくるのだろうから、それはそれで良い。ただ、私が悩んでいるのは、母子手帳に「初めて胎動を感じた日」という欄があるから、さぁどうしたものか?と悩んでいるだけなんだなぁ。

2007年12月12日

賃貸マンションを契約

本日、賃貸マンション契約のため上京。

年が明けたら東京へ戻ることにしました。
新しい住まいは文豪達が愛した街、文京区本郷。

2DKの分譲マンションを1LDKにリフォームして今回初めて賃貸にするらしく、狭い専有面積の割には広いキッチンと収納スペース。だから居住スペースはかなり狭いのだけれど、ともかく嬉しいのは真新しいシステムキッチン。食べることと料理が好きなので、これは有り難い。美味しい食事は全ての源なのだ。

新居探しは、私がいくつかの不動産屋から間取り図を取り寄せ、気になるのをピックアップして相方に内見してもらいました。決め手となったのは、相方がポロッともらした「このキッチンなら、俺も料理してもいいかなって思えた。」という一言。あらアナタ、料理をしてくれるんでしょう?なんて期待はしていないけれど、キミが気に入ったキッチンなら、私も気に入るに違いない。この辺りに関しては相方の方が目利きだ。

そして今日、実際に物件を確認してみて納得。確かにキッチンが広い。何が広いって、新巻鮭をまんまさばけそうなシンクの大きさには驚いた。やはり新しいキッチンだからか、シンク下の引出しなんかも、どんぶりを収納出来そうなくらいの十分な深さがあって、なかなか使いやすそう。


「暇だから」「新しいお家を見てみたい」という、ただそれだけの理由で急遽私の母がお伴してくれた(正しくは、千葉の田舎からわざわざ押しかけて来た)けど、初めて妊婦となった娘を見た母は、よっぽど感動したのか、東京ドームのド真ん前の道端で人目をはばからずに、私のお腹をグリグリと撫で回し、一生懸命にお腹の子に向かって話し掛けるのでした。かなり恥ずかしかったけど、まぁ、気の済むまでやらせておきました。これも親孝行でしょう、多分。

新居は「自転車で登れるもんなら登ってみやがれ!」てなくらいな、勾配の急な坂の途中に位置しているため「こりゃベビーカーは無理だね、担ぐしかないねぇ、ウケケケ」とか「妊婦は転がった方が早いかもね、ウヒヒヒ」なんて呑気に笑う母娘に、不動産屋のお兄さんも若干ひいてました。

いいのいいの、新しい生活が希望に満ちていれば、それで良いのだ。
とりあえず今は前しか見ないのだ。

1月末頃、転居予定です。
近しい方へは改めて新居のご連絡をさせていただきます。お近くへお越しの際は、手土産持参の上(笑)、どうぞお立ち寄りください。

2007年12月20日

富士交響吹奏楽団 第70回定期演奏会のお知らせ

富士交響吹奏楽団 第70回定期演奏会
来る12月22日の土曜日、富士市ロゼシアター・大ホールで富士交響吹奏楽団の第70回定期演奏会があります。

妊娠第19週(5ヶ月後半)に入り、いよいよ胎動をはっきりと感じられるようになりました。当初の「ニュゥ」というかすかなものではなく、ピコピコ・モゾモゾ・ボコボコといった感じで、特に最近では楽器を吹いていると激しく動きます。妊娠5ヶ月頃には音を伝える内耳の蝸牛(かぎゅう)という部分が完成するので、聴力が発達してきたのでしょう。

ピアニッシモ・スローテンポで8小節間の伸ばしの時なんかにピコピコやられると、吹き出しそうでたまりません。「もっと音出しちゃえよ、指揮者の言うことなんか無視だょ」とでも言いたいのかと思えてならない今日この頃。

ところで、今回の定期演奏会では富士市少年少女合唱団のみなさんとのサウンドオブミュージックの共演と、チューバ奏者の佐野日出男さんをお招きしてチューバ協奏曲を演奏するのですが、昨日、佐野日出男さんとの練習がありました。

生で聴くプロのチューバの音ってなんて素敵なんだろう。
初めて聴くその音に、精神が揺さぶられました。
(決して大袈裟ではないのだっ)

チューバといえば楽団では縁の下の力持ち、どちらかといえばクラリネットやサックスの花形楽器の陰でその存在は目立たないけれど(大きさでは目立つ)、その楽器の奏でる旋律、ppからffまでのレンジの広さ・腹の底に響く音色に、自分の演奏も忘れ聴き惚れてしまいました(汗)。

私の感動が伝わったのか、もしくはその音色が聴こえたのか、昨日はお腹の中も大分興奮していたようです。そうかそうか、チューバが気に入ったか。でも将来決してチューバを吹きたいだなんて言わないことを願うのです。お値段が高すぎるって。

胎児も喜ぶ(?)チューバの演奏、500円で聴けるなんて滅多にないですから、よろしければどうぞ足をお運びください。
富士市ロゼシアター・大ホール、7:00開演。入場料は全席自由500円です。

残念ながら、この演奏会をもって退団します。

PROFILE

自己紹介(KHS F20R & Moulton APB Nexus7)
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