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2004年12月

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2004年12月01日

世の中は物騒

 今日品川で、借りている自転車を折り畳み終わった後、急にトイレに行きたくなった。幸い交番が目の前なので、直近のトイレの場所を伺いつつ自転車を短時間預かってくれないかとお願いした。
 快く預かってくれたのだが、まず「ちょっとの時間かいな」と聞かれ、トイレが済んだらすぐ取りに戻る旨伝えると今度は、「危ない物入ってないかえ、ずいぶん大きいが中身は何だね」と聞かれた即座に自転車である事を表明上でトイレに一目散、寒かったのだ。
 最近の公衆トイレは緊張する、変態が多い世相です、酔っぱらいや風呂無し族(最近のは乞食じゃないと思う何かを乞うと謂う態度に欠ける)も油断してるとせめてくるから。徒然考えて、去っ既お巡りさんに「危ない物」なんて云われて、不可思議に感じていた事に思い当たった。さもありなんだな、危ない物をわざわざ交番に届けに来る不届きものも警戒しなきゃ成らないご時世を改めて実感、でも明日を創るためには嘆いてばかりじゃ駄目なんだと、それ以前よりいっそう思い直した寒い東京の今日でした。

2004年12月03日

変わってるねー

 変わってるねーって言葉って、自分が常識だと思ってるんだよね。自分のやり方以外は、変人と云うのだから厚顔無恥も好いとこだね。
 どっちが変わってるかじゃなくって、どうしてそうするのか思うのか意見交換をして相手に対する理解を深めた方が絶対に何か得だと思うのだけどね。だけど、相手に「変わってる」の一言で片付けられると次の手の出しようがない、だって次には「考えを押し付けるな」と云われますものね。
 僕は使いますよ、「変わりもんだ」って、仲間意識を込めてギャグでね。
 余裕が大事。

2004年12月03日

壊れた自転車の修理法2

相談したんです、IKD片岡さん細に密に亘って相談に乗ってくれた。氏宣わく、
「BMX用のキャリパは、カンチやVに慣れた人には辛い。」
 そうだな、僕は自転車で旅をするのが好きなんだ、乗るための自転車ではやはり性能は大事なファクタなの、APBの前二腕[まえふたうで]を注文しましょう。すいませんそれAYASE迄送って下さい。
 年末の痛い時期の出費計画はまとまりそうだ。

2004年12月05日

debianでnetatalk2構築日記

 続きかきます。
 前回こけたところのMakefileを読んでみる。distrib/initscripts/Makefile では問題のところは、どうやらdebian用にわざわざ特有のコマンド迄活用してランレベル別の起動スクリプトをインストールしてくれてるみたい。
 ちょっと現状のnetatalkのパッケージの中に含まれるファイルを調べてみると、
〜〜
/etc/pam.d
/etc/pam.d/netatalk
/etc/init.d
/etc/init.d/netatalk
/usr
〜〜
 こんな感じで、各ランレベルにはパッケージマネージャの機能で導入してるっぽい。じゃあ、削除してしまえ。
 Makefileは./configure でMakefile.in で作られているようです。、ではそれを直そうかな、ん?Makefile.inはautomakeでMakefile.amから作られているのか、どうせならそっちから修正だな。
Makefile.amは修正しやすいね。中身がごく単純だ。ちょいちょいとすぐ修正終了。ついでに今と会わせて起動スクリプト名を atalkではなく netatalkにする。
#
# checking for "Debian" style sysv scripts:
#

if USE_DEBIAN

sysvdir = /etc/init.d
sysv_SCRIPTS = netatalk

netatalk: rc.atalk.debian
cp -f rc.atalk.debian netatalk
chmod a+x netatalk

install-data-hook:
# update-rc.d netatalk defaults 90 10

uninstall-startup:
# rm -f /etc/init.d/netatalk
# update-rc.d netatalk remove

endif
 コメントアウトのところ、修正したのです。
 automakeは、1.7が必要らしいので導入する。
$ sudo apt-get install automake1.7
で、Makefile.inを作る方法がMakefileに含まれていたので、これで好いのかなと半信半疑ながら、
$ make Makefile.in
なんかできてた。じゃあもう後方の憂いなく再度実行してしまいましょう。
$ dpkg-buildpackage -rfakeroot -uc -us -nc
・・・
dpkg-deb: ../netatalk2_2.0.1-1_powerpc.deb にパッケージ `netatalk2' を構築しています
dpkg-genchanges -b
dpkg-genchanges: binary-only upload - not including any source code
dpkg-buildpackage: binary only upload (no source included)

という訳でできました。
 でも故あって使ってません。インストールもやってません。理由はまた書きます。
何の検証もしてないので、作ったファイル公開しませんが。何らかの要望があったらコメントにでもトラバにでも書いて下さい。

2004年12月06日

debianでnetatalk 〜トラブル解決

初回  前回 
続きかきます。
> 理由はまた書きます。
 後だし情報がここでいっぱい出てくる、まず、作ろうとしているパッケージはPowerPC版で、マシンはなんとOpenBlockSS(200)でした。debian標準のnetatalk-1.5.3で動作させていたのですが、少し多めのファイルをコピーするとクラ鯖供にハングするという現象に悩まされていたのです。そういった訳で、新しいnetatalk2に望みをかけての行動でした。
 僕はMac使いです。勿論シリアルポートなんて在りません。USBシリアルとか今迄わざわざ買うのがばかばかしくって、持ってませんでした。で、どうしても必要になったら昔のVaio505(MMX Pen)引っ張りだして使ってたのです。
 しかしここのところ、立て続けに何回か其の「どうしても」が到来して、引っ張りだしたり邪魔だからしまったり。不便ですし、LANとかも不満足な筐体なのでファイル転送にも一苦労、Webサーバにftpとか成っちゃいます、どうしても。
 ええい面倒臭と、手に入れました安い奴、仕事用に貸与されてるThinkPadで使えりゃいいやと思っていたのですが、ごそごそしたらMacOS Xでも使えちゃいました。詳細は気が向いたら後日。
 使うと便利だったし嬉しいし、繋ぎっ放し。最中に問題再現。別に再現するのが大変だった訳ではない、VaioのWin95でやってると、古いわ遅いわ煩雑だわで体系的な再現検証ができてなかったんですね。こんな事にも気づかないとは。
 ファイル転送(Finderコピー)や、telnet , ssh がハングする中、シリアルシェルは気持ちよく動いてました。アチャーと思いましたよ。TCP/IP周りの問題だったのじゃん、netatalk無罪で、カーネルの問題の可能性大じゃ。
 小沢さんのdebianディスクイメージでdebian化してlinuxカーネルも、小沢さんオリジナルのパッチからビルドした奴を使用しておりました。ビルドしかたか、パッチかの不完全か、純正のSSDカーネルを使って問題解消。追求はしない。
 かくしてこのまま進めても良かったのですが、他にもやりたい事がいっぱいあるので重要性は薄れ、お蔵入り決定と相成りました。
 以上御目汚し恐縮。

2004年12月06日

あしなが

 僕は今故郷に済んでいます。
 子供の頃部屋の窓から眺めていた山々は、もっとずっと遠くにあると思っていました。自動車に乗るようになって、すぐにそこ迄行けるようになりましたが、認識として遠くは遠くでした。其の山々に遮られた向こう側にある街街には、国道や高速道路、電車でしか繋がっていなく、すごく遠いのです。
 自転車でその山々に行くようになったのは最近です。子供の頃遊びに行ったとき、そこは電車を降りて徒歩で何時間も歩き、とても遠方にある農村だったが、認識力の成熟した今ではほんの隣の自治体だと理解出来、見え方も変わる。
 工業都市であるので当時から大きな建物や渋滞には慣れていましたが、そこに隣り合わせてこんなにも豊かな所が潜んでいるとは。また、潜んでいたからこそ、豊かさを保てたのか。遠方にみえた山々は近く豊かで、其の向こうの町に続く道を抱いていて。自分の足はそこにたどり着き、越える事ができます。自転車はそれを加速します。 
 今見る山々には、其の頂からの展望する山々にまで意識が広がります。
 僕は最近ようやく遅ればせながら、自分が大人に成った事を感じている。

2004年12月07日

野田山サイクリング

 静岡は山がちだ。平地もあるが、山の合間に平地があるのだ。海もあるけど山もある。サイクリングもかなり山を走る頻度が多くなる。
 今日はいい天気だった、風が強かったので海辺よりは山がちである方が良さそうだし、近所の野田山にでも登ってくるか。という話。近いもんでかえってなかなか行く機会なかったんだよね。実は市内もあまり走ってないんだよね。市街地は休日に走ると人ばっかでやんなるし、都心ほどじゃないけど。
 今日は走っていて気持ちがいい。日差しもちょうどだし、ぬくい風と冷やこい風が時に会わせて吹いてくる。路面が結構ぬれている、流石に伊豆は止めて正解だったよね。車も多そうだし、その上滑っちゃね。
 それにしても今日は暖かくって、自転車日和だな。紅葉も今頃でもこんなに見応えあるんだ、暖冬だものな。ああ、田貫湖に行けば良かったんじゃないか。
 実は田貫湖に行く計画は立ててあった、通る道も決めてある、時間や見所等もまとめてあって地図迄印刷済み。山がちだし今日は暖かいし、紅葉もどうやらまだありそうだ。後悔しても坂は続く。
 ほのかな苦みを噛み締めこいでいるが、ここら辺は好い香りがする。残り香のような後悔よりも、フィットンチッドの方が強い。壮快。眺望。風に雲飛び富士山登場。
 夕暮れの中、狂い咲きの桜らしき樹木発見。 楽しかった。

2004年12月07日

雁がね堤

 富士川橋を渡るとき、水神様の手前に大きな突堤が出来掛けているのに気がついた。
 あれ雁がね堤の内ににさらに堤防?季節外れの大雨のせいで少し崩れ掛けていた其の堤防は僕にはとてもグロテスクに見えた、小学校の頃よく教わった雁がね堤の古き良きテクノロジー、あんなに誇らしげに雄弁に子供に語るくせに、其の反対の手で、それを台無しにする様な事をやっている。
 そんな事やってるから、子供たちから精気がなくなるんだよ。すばらしい物と教えるのなら、大事にしなきゃ。嘘の付き方を教えてる様なもん。
 僕の勘違いかもしれませんよ、全く違う工事をしているだけかもしれないですよ。そうであるなら僕の恥なんか書き捨てで、両手放しで歓迎します。マジで。

2004年12月24日

更新ツールecto

 好い物見つけました。ectoというのですが、複数のblogを同時に更新できるみたいです。
 使って調子が良かったらこのまま、cocologの方も更新再開と成ります。とりあえず試用です。

2004年12月27日

写真の整理

 憂鬱ですが、写真の整理をしています。blogとかコミュとかに写真を載せたいのですが、過去7年分くらいのデジカメ写真がごちゃまんとフォルダの中に散らばっているのです。
 いつかは整理しなきゃなと思いながら、4年位経つでしょうか。その間にも写真はものすごい勢いで増え、メモリカードの大容量&低価格化に拠って加速度は増しています。
 それにしても安いですよね、メモリカード。ギガですか?何ですか?僕の日常使用ではそこ迄のサイズは不要ですし、デジカメと携帯の高画素化もちょっと余分です。
 デジカメの写真で僕がとても必要だと感じるのは、階調とExifです。撮影日と使ったデジカメの機種その他、絞りとシャッタースピードを見ればその日の天気も判ったり。でも電池交換なんかのタイミングで、日付が狂っている写真があったりして、また撮った当時それに頼るつもりがありありだったのでいい加減にしか分類してないと写真の整理は悲惨な感じです。記憶の糸をたどるのですが、好い思い出の写真ばかりじゃないしね。
 最近のデジカメは本体充電が多いみたいだから、日付のロストの危険性は減ってるのかもしれません。でもやっぱりデジカメ写真では日付情報は生命線なので(フィルムロールもないですしね)メーカの人、電波時計機能は必須なんじゃないかと思うのですが?

 それとも今はみんな標準だったりしますか?俺が知らないだけ??

2004年12月31日

良い循環

 僕が辛そうにしていないと優しくできないのなら、君といる事はとてもつまらない事に成るね。
 楽しそうにしているのは、楽だからじゃなくて楽しくなりたいからなんだ。辛くないから楽しいって云うのは、あまりに単純すぎないかな。

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