夫婦仲の話、よく聞きます。家に帰ってこないだことの、相手をしてくれないだことの。ずいぶんとキィキィ言ってる人多いみたいで、なんだろうと思うことが多いです。
問題点の整理ができていない人が多いのじゃないかなって思うのです。「常識」とか「当然」とかに頼って基本を忘れているんじゃないかということ。
例えば漠然と家というのが、夫婦に限らず家族の共同生活の基本だとして、誰が住んでる場所かと言えば当然にそこに住んでる人全員が数えられる訳ですよ。するとそこに住む全員にとって居心地の良い場所じゃなくてはいけないのは当たり前のことなのだと思わないのかなと。
そこで例えば、仕事で家の帰りが遅い住人が居て、共同生活上の他人の生活にとって調子が悪いことが出てきたと。この場合は、生活のリズムが乱れるとか、台所が片付かなくて不潔になるとかそういうことだと思うけど、そういうことでしょ。
こういう時に、「遅くまで仕事をするのはそもそも非常識だ」だとか「仕事なんだからしょうがない」とかそういうのは解決方法じゃなくっていじめでしょ。例えば「みんなで朝食の量を増やして晩飯の比重を減らすとかした上で、なんじ以降は食事をあんぱん一個でも食べてくる」とかさ。
結局一方的にどっちかが筋を通すとか無い訳。本来ならばさ。
悪者にされたらその人居心地悪いじゃん、絶対に。
だから基本的に、
●人のやりたいことや希望はなるべくきく。
●人の希望をなるべく邪魔しないで可能なら協力する。
●自分の希望がだめにならない適度にね。
というあたりが基本的な大原則で、そっからルールと判断を作ってかなきゃ無理だって。